中絶用のピルがあるって本当?

中絶用ピルについて

海外(60ヵ国以上)には中絶薬というものがあり、「身体への負担が少ない」とされています。
しかし実際は内服した後に大量出血が起こることもあり、命の危険が伴います。
日本では未認可の薬なので、手に入れることはできません。
「親にバレたくない」「彼氏が誰か分からない」という理由から自己判断してしまい、薬を海外から買う人もいますが絶対にやめてください。

▼外で認められている人工妊娠中絶薬

なぜ海外では中絶薬が認められているのでしょうか?
「薬を服用すればいい」と聞くと簡単に内服できる印象がありますが、薬の認可が下りている海外でも医師の厳重な監視の下で処方されています。

最終月経から妊娠初期(49日以内)に使用できる薬です。
経過観察中で薬による出血が多い場合や中絶が失敗したと医師が判断した時、迅速に対応するために入院しながら服用します。

「手術よりも薬の方が安全そう…」と思うかもしれませんが、中絶薬は身体への負担が大きく激しい腹痛と共に2週間ほど出血が続きます。
血が出すぎて意識を失う人や命を落とす危険性もあります。

▼人工妊娠中絶手術とは

日本で中絶を行なう時は、中絶手術をします。
妊娠初期(12週未満)と妊娠21週目までとは手術方法が異なるのが特徴です。

・妊娠初期(12週未満)
胎児をかきだす方法(そうは法)、器械で胎児を吸い出す(吸引法)の2パターン。
子宮口をあらかじめ広げてから、静脈麻酔をします。
10~15分程度で終わり、体調に問題がなければ日帰りも可能です。

・妊娠12週後~21週目
子宮収縮剤で陣痛を起こして流産させる方法をとります。
身体にかなりの負担がかかるため、数日の入院が必要です。
また妊娠12週後に中絶手術をした場合、役所に死産届を提出し胎児の埋葬許可をもらう必要があります。

手術費用は、保険もきかないため自己負担。
12週以降の手術は入院費もかかるため、経済的負担が大きいです。
中絶を検討している人は、身体の負担やお金の問題なども踏まえたうえで早めに決断してください。